今日は、午前中はホテルでゆっくりと過ごし、午後から外にでかけました。
まずはランチをしようと思い、ふらっと歩いてみました。
リスボンの中心部にあるレストランは、ほとんどがポルトガル料理です。イタリア料理も少し見かけます。今日は、裏通りを歩いていて見つけたインド料理のお店に入ってみました。Natraj Tandoori - Rossio というお店です。
次に、野菜カレーとガーリックナンを注文しました。
野菜カレーもナンも半分くらいしか食べることができず、かなりの量を残してしまいました。すると店員さんが英語で「持って帰る？」と言ってくださり、私が「イエス！」といったら、残したお料理をテイクアウト用に包んで下さいました。とてもありがたかったです。
ランチのあと、滞在しているホテルのすぐ近くにありますリスボン大聖堂に行きました。
リスボン大聖堂は、初代ポルトガル国王アルフォンソ1世が、イスラム教徒から同地を奪還し、モスク跡地に建造したもので、リスボン市内ではもっとも古い教会ということです。大聖堂の建設は1147年に始まり、それから幾度も手を加えられて、さまざまな建築様式の混合体となりました。
リスボン大聖堂の祭壇です。天上が非常に高く、優美な柱とアーチがたいへん美しいです。
リスボン大聖堂の中庭では、遺跡の発掘調査が行われていました。
中庭の地面の最下層から、紀元前8世紀のフェニキアに関連する遺跡が発見されたということで、考古学者らの調査によると、この遺跡は古代の先住民の集落で、ここから出土した陶器や工芸品などから、この先住民がフェニキア人と商業的なつながりを持っていたことが推測されるということです。さらにその上の層からは古代ローマやイスラムの遺跡も出てきています。
大聖堂の中にあるキャンドルです。光の花束みたいでとても可愛いです。
リスボン大聖堂の二階にあがり、そこから写真を撮りました。
リスボン大聖堂の美しいバラ窓です。中央にはキリスト、そのまわりに12人の使徒が描かれています。
太陽の光が差し込んで、バラ窓が、聖堂の床に光のアートを描いていました。
